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家族や周囲の人々にも参考になる [読書]

高齢になる.gif 和田秀樹、新講社、2018
 ISBN:978-4-86081-572-1
 http://www.shinkosha-jp.com/details.jsp?goods_id=2780

 うまく纏められているので、出版社の解説文(抜粋)と目次を引用する。

解説文

 高齢になることへの不安はだれにでもあり、健康に対するものが一番大きいでしょう。
 歳を取ると、脳も体の他の部分と同じように老化していきます。人は85歳という年齢をすぎれば、半分程度の人に認知症の症状が現れてきます。人は高齢になればボケは避けられないといえるのです。
 しかし、認知症の進行には個人差があるし、認知症になっても周りから愛され、長生きもできます。たとえボケたとしても、人生を最後まで幸せに生きることはできるのです。

 本書では、「高齢になると人はボケる」という前提に立ち、たとえボケたとしても最後まで幸せに生きられることを、高齢者専門の精神科医として長年実践してきた著者が説いていきます。
 認知症はだれにでも起こりうる老化の自然な姿です。そのことを素直に受け入れ、「ボケてもいい、幸せな人生で終わりたい」という気持ちになったとき、自分が高齢になることへの大きな不安が消えるはずです。

目次(実際は、各章に含まれる数々のテーマの詳細も8ページにわたり表示されている)
 プロローグ 老いて幸せなら、人生それでよし
 第1章 ボケは幸せの「お迎え」かもしれない
 第2章 「できることをやる・できないことは頼る」でいい
 第3章 「ボケ老人」より不幸な「うつ老人」
 第4章 あなたの身近なボケを愛すること・・・いまからできること1
 第5章 気楽に教えてもらう、助けてもらう・・・いまからできること2
 第6章 楽しみの種を蒔いておこう・・・いまからできること3
 エピローグ ボケると「新しい力」がついてきます

 書名と解説文からは、高齢に直面する人々のためと受け取れるが、「認知症/ぼけ」の内容を理解すると、周りの人の精神的負担が軽減されると納得させる記述があちこちに。

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