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SONYのイメージ [その他]

 今朝、JR電車でソニーの電子書籍の車内広告を初めて見た。そのうちに一つにソニーの道徳規範に疑問を重ねる作品があった。

sony reader ad.jpg


 最近プラットホームや歩行者専用路で携帯電話を見ながら歩いてホームから転落したり電車や人にぶつかる事故が多くなった。特にスマートフォンが広まってからそのような事故が増えていると警鐘されているところである。

 どこでも、何時でも書籍が手軽に読めるという意図を表現したのだろうが、そのような警鐘に対してあえて挑戦するソニーの道徳観には大いに失望させられた。まさに電車に乗り降りする場面でのこのような構図は迷惑千万と言える。

 このような広告を見れば、「やはりどこで見ても良いんだ」と警鐘を無視することになある。

 当該広告は自社制作ではなく、広告代理店が作成したものだとの言い訳もありそうだが、できあがって確認してGOサインを出すのはソニーの営業部なり、担当部署では無かろうか。

 このような事例は今回に限らない。広告ではないが、最初に、携帯できるカセットデッキ ウォークマンが登場し、柳の下を狙う同業者が類似品をどんどん出すようになって、電車や路上でそれらから漏れ出る騒音に大きな苦情が出たものである。

 その時、いわゆる「ノイズキャンセリング」システムを搭載して、周囲への迷惑を予防することが可能であると考えたのだが、一介のサラリーマンでは資力も能力もなく、どこかのメーカーが開発しないかと祈念していた。

 最近になってこのようなシステムがウォークマンに搭載されたようだが、残念なことに公共指向ではなく傍若無人な購入者指向である。周りの人々に迷惑をかけないようにするのではなく、(これによって音量を下げられると言うが)あくまでも携帯者を保護する視点からの開発である。

 これまで種々のAV機器、PCひいては、プロバイダーも系列会社などSONYを選択してきたが、ここに来て、こりゃだめだと考えるようになった。最も、他の企業も似たり寄ったりだが、期待の反動は大きい。
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コメント 1

BlackBerry アプリケーションプラットフォーム

そうですね。
特に、いま、スマートフォンを見ながら、ほかの事をやるとかのこと多いですね。
危ないんだ。
by BlackBerry アプリケーションプラットフォーム (2011-11-16 22:54) 

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