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非医療者に知ってもらいたい医療10ヶ条 [ネット記事から]

 「医療崩壊を少しでもくい止めたい一般患者の会」のブログから;

1:医療は不確実です。医療には限界があります。医師がどんなに手を尽くしても亡くなることはあります。

2:医師はエスパーではありません。症状をきちんと伝える為に「いつから、どこがどう痛いのか」等を予めメモにまとめておきましょう。

3:医師は敵ではありません。敵なのは病気であり、医師は共に戦う仲間です。

4:医師は病気を治すのではありません。医師は病気を治す手伝いをするのです。

5:新聞やニュースの医療記事を鵜呑みにしないようにしましょう。偏向報道の場合があるので出来たらネット等で調べ、多角的に考えましょう。

6:「たらい回し」「受け入れ拒否」という言葉は使わないようにしましょう。これらは人手・設備不足等で受け入れ能力がないために起こります。つまり「受け入れ不能」「受け入れ困難」の方が適切です。

7:“ベッドが満床”のベッドは物理的なベッド以外に、酸素マスクや看護する人員等含んだ設備と言う意味があります。つまり「ベッドが満床」=「(物理的な)ベッド・設備・人員すべて受け入れる余力が無い」んです。それから“ベッドが無ければソファに寝かせて治療”は重症患者ではとてもできません。

8:「一般人だからわからない」と言わずに調べるくせをつけましょう。自分の病気についても人任せにしないで正しい知識をつけましょう。

9:時間外の救急外来に平日昼間のような設備や人員は望めません。コンビニ受診は控えましょう。

10:医療崩壊について調べてみましょう。医療崩壊、医師不足や受け入れ不能事件の一因は我々国民にもあることを自覚し、何をしたらいいのか建設的に考えていきましょう。我々非医療者、医療者が協力し合わなければ医療崩壊はくい止められません。

 詳しくは;http://d.hatena.ne.jp/ancomochi/20081204/1228403206 をどうぞ。

  共感するので引用しました。若干追加を

 >5:新聞やニュースの医療記事を鵜呑みにしないようにしましょう。偏向報道の場合があるので、出来たらネット等で調べ、多角的に考えましょう。

 については、ネットでも誤解・偏見による記事もありますので、「多角的に調べて」参照することが必要です。

 >9:コンビニ受診を控えよう。

 については、コンビニ受診を控えるためには、ある程度の自己判断できるガイドが有れば望ましいと考えていましたが、丹波市の「県立柏原病院の小児科を守る会」の皆さんが、医師と協力して小児急病時の「受診の目安チャート図」を作製している。
 http://mamorusyounika.com/chart6.pdf

 他科でもこのようなチャートができると、一次救急へ出向くべきか、救急車を頼むかの参考になると思う。

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